東京藝術大学入試情報サイト > 金 秋雨

1,学部時代は写真の保存、古典技法について勉強していて、物事の「裏側」:一つの結果だけではなく、結果まで導くプロセスやその延長線上に生成できる可能性に対し憧れをずっと持っていました。
ドイツでの留学中に、ドクメンタ14のプロジェクトに参加し、キュレーションは自分にとって新たな「裏側」であり、国際芸術創造研究科キュレーション領域を志望しました。

2,入学後、授業の一環で、東京藝術大学陳列館での展示を、学生たちメインで企画する貴重なチャンスが与えられました。「展示を作る」だけではなく、対話する場として、理論と実践が混ざり合い、展示の延長にある様々な可能性を一年に渡って体験してきました。
2020年3月、新型コロナウィルス拡大防止のため、緊急事態宣言に応じてオフラインでの展示は断念し、オンラインの展示に向けて、短い期間で、新しいプラットフォームに応用できるプランを生み出すことも再び刺激となりました。
2019年夏、韓国で開催したアーツスタディ・アブロードプログラム(Arts-Study
Abroad Program, 以下ASAP)を通し、異なる文化、社会経験をもつ学生たちと交流ができ、自分のリサーチにも繋がる大きな機会となりました。自分はメインに写真、映像などの視覚表現のリサーチをしています。ASAPで同じく映画研究している台北の学生と話し合い、そこで発案した展示の構想も、2020年台北関渡美術館KdMoFA、靜慮藝廊 JingLü Galleryで実現できました。
GAでの勉強は、各国の方々と交流する機会も多く、問題に対しての視線も常に複数のレイヤーを持ち、領域を横断したコミュニケーションからいつも新しいアイデアを発想できます。自分にとってGAは、自由平等で小さな心地良い「居場所」でもあります。