東京藝術大学入試情報サイト > 唐津 裕貴

1,私は大学院で数学を専攻したのち、再入学しました。音楽も数学と同様に好きで、音楽の鑑賞や演奏はいつも大きな喜びを与えてくれました。受験では、「自分にとって特に未知なる世界で面白そう」と思い、作曲を選びました。

2,大学では、作品制作はもちろん、和声やフーガなどのエクリチュールの学習や現代の作曲技法の講義を通して、古典から現代に至るまでの作曲の歴史や理論体系を学びます。
入学前は、なんとなくクラシックや現代音楽に特化したところかと思っていましたが、同期の友人たちは最近の劇伴やポップス、ロックなど、興味あるものはなんでもすごい勢いで分析し、嬉々として語りあっています。また、作曲以外の科や美術学部の方たちなどと交流できるのも貴重なことです。

3,怠け癖の強い自分ですが、多くの刺激のおかげで、少し積極性が増しました。昨年から企業で研究開発のお手伝いをさせていただくことになり、本格的にプログラミングも始めました。澤学長が入学式で「音楽と科学のコラボ」の話をされていたことを思い出します。こちらもいずれ音楽と繋げていきたいです。どれも奥深く、易々と何かを成し遂げられないものばかりですが、だからこそ面白くやりがいがあります。
そしてもう一つ、自分が大切にしたいのは「教育」です。長い歴史の中で築かれた素晴らしい文化を、より多くの人によりよく届けられるように、責任を持って芸術と関わっていきたいです。そのためにも周りの環境に日々感謝し、自分自身が一生かけて少しずつ成長できるように、努力を続けます。